2012-01-01から1年間の記事一覧

「斬」綱淵謙錠, 文春文庫, 2011年(新装)

環境が極めて流動的で、自らの存在の希薄さに幻滅しそうな恐怖に苛まれる弱気を必死に諌める日々を過ごしている人が多いと感じる。 「斬(ざん)」を読んで欲しいと思う。 著者はあとがきで「わたくしはなにかにじっと必死に耐えている人々に読んでいただき…

「海賊とよばれた男」を読んだ

夜を徹して読みました。涙が止まりませんでした。 私のいまの生活があるのは出光佐三の存在があってこそではないかとさえ。 ここまで下から慕われて、尊敬されて、命を預け、預けられて惜しくない経営者がいただろうか。本田宗一郎でも敵わないのではないか…

プロジェクトが失敗する時の3つのサイン

プロジェクトが頓挫するか、成功に持ち込むにはかなりの根性がいるぞという、兆候。 こんな兆しが少しでも表れたら早めに手を打ちましょうよという、三戒。

日本の企業システムに染み付く価値観

2012年6月15日の日経「迫真 テレビなぜ負けた4」では、シャープが亀山工場でパネルからテレビまで一貫生産する工場を建設する工場を造ったのに対し、サムソンは「これでシャープに勝てる」と言ったそうです。海外生産に乗り出し、安くつくって新興国の店頭に…

日本のテレビは負けたように見せかけているだけ・・・と思いたい

2012年6月12日の日本経済新聞に「危機の電子立国 テレビなぜ負けた」という特集記事がありました。 工場集約のパナソニック、主力工場を合弁に切り替えるシャープ、国内生産から撤退する日立と東芝、テレビ事業8期連続赤字のソニー。「日本のテレビはなぜ敗…

社訓 「親孝行」

茨城に用事があって行ってきました。 「ばんどう太郎」という和食ファミレスを発見し入ってみました。入口のレジの真上に 社訓 親孝行と木彫りの看板が掲げられておりました。 親孝行の気持ちですべての事にあたるという姿勢がうかがえ、良い社訓だな〜と思…