モーターショー2013でトヨタに釘づけ

東京駅から無料送迎バスに揺られて行ってきた。バス待ちの列から既に昂揚感が醸し出されてた。


会場に入ってもうワクワクが止まらなかった。キラキラした車たちと、車好きな人たち。

「こんなマニアックなパーツを!」というところを接写しまくる人たち。
みんな少年やな!
私はドアアウターハンドルの力の要らなさ具合フェチを発揮してきた。


さて、へなちょこビジネスマンの視線になると、トヨタだけが突き抜けていただけのモーターショーだったなと振り返る。


今回のショーのテーマが「走る楽しさ」とか「安全性」をテーマにしていたので、全メーカーが素直にそのテーマに沿ったPRをしていたが、そのなかでトヨタだけが突き抜けて「ココロ」とか「LOVE」を提示していた。「明日」ではなく「未来」を感じさせてくれた唯一のメーカーだった。


ココロを感じて車が動く、車がココロを感じる、そういう世界をトヨタは描けていると思った。
ドラえもんの変なCMをしているのは、ホントにドラえもんになろうとしている社内向けメッセージでもあったのだと納得した。


いままで、えげつないトヨタトヨタだと思ってきたけど、想像力・創造力に感心させられた。


変化の契機は豊田章男社長だろうか。
「車で走る」という核心に手が触れられる人が社長になったことに意味があるのだろう。

そう考えると、「空を飛ぶ」ことの核心を握っていたパイロットを社長に選んだ慧眼はさすがというべきか。



で、この話を同僚したところ、「結局どこの車買うの?」と聞かれ、「国産ではホンダ」と答えたのでした。