T型人間になろ

昨日は多くの「○○家」とよばれる専門職の人とたくさん話す機会がありました。専門家なのでそのことばっかり突き詰めて考えているのかと思いきや、関心の幅が広く深いことに驚かされました。映画をたくさん観に行ったり、専門領域以外の書籍を読みふけり、人類学や宗教学にまで関心を寄せ、wikipedia:ボノボや恐竜について熱く語ったりもする。

この専門分野以外の興味や関心、勉学や教養が専門分野と相互に作用して、専門分野でより良い仕事ができるのだろうなと思いました。


そこで思い出したのが「T型人間」と「I型人間」の話。専門分野のみが強く、そこに特化して縦に能力を深堀りしたのがI型。専門分野は深堀りするのが当然なんだけど、他分野にも横に広がって知識を蓄積するのがT型。こちらに詳しく→I型、T型、π型の人間


恥ずかしながら、私はI型でも良いと思っていたのです。深堀りできる専門分野でただひたすら精進すれば良いと。しかしそれは間違いでした。他分野の知識を専門分野に反映させなければ深さに限界があるのではないかと。「関係ないことやってんじゃねぇ」という考えが出てくる環境はよろしくないということがわかりました。