日本的な株主への報い方、段階的配当ってできる?

パナソニックの最終損益が赤字見通し(NIKKEI NET)とか、野村の通期赤字は過去最大の公算(NIKKEI NET)といったニュースを目にすると、3月末を控えて、株主への配当とか出してる場合じゃないんだろうなと思った。


従業員を解雇するぐらいの環境にある企業が、株主にお金を配分していたとしたら、怒る人も出てくるでしょう。私がもしどこかの企業の株主で、従業員を解雇をしながらも配当を高水準で維持したら、その経営者に抗議の手紙を出して株を売るでしょう。まあ株式投資をするお金はありませんが(汗)

ただ、株式の配当によって生活が成り立つ人もいると思いますので、ずーっと配当について目を逸らすことはできません。


今日も私の不勉強のいたすところなので、違っていたら優しく指摘していただきたいのですが、株主になっている期間によって配当金額を変えるということはできないのでしょうか??

例えばこんなふうに。
株式取得2年以内の人・・・1株あたり50円
3年以上の人・・・100円
10年以上の人・・・300円
20年以上の人・・・800円


2008年10月の下落局面に買いを入れてくれた個人投資家には配当ボーナス!とかも考えたんですが、それは問題ありそうなので、長期的に保有してくれる株主には報いるという配当の形式があると、長期保有インセンティブになるのではないかと。法律上の問題なのか、事務手続き上の問題なのかわかりませんが、これが実現できたら日本的で良い制度なのにと思いました。



配当政策の実証分析
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