セロテープって10回言うと未来っぽくなる

昨日(10/6)の日経にセロテープが60周年という広告が出ていて、電車の中でずっと「セロテープ、セロテープ」って脳内ループしちゃいました。そしたらなんだかものすごい未来の素材のような気がして、「セロテープってかっこええ!」ってインプットされてしまったおバカな私。


セロテープって子供のころから今に至るまで使ったことのない人はいない、超メジャー級の商品ですよね。ニチバンの60周年スペシャルサイトにいくと、歴史やそのエコっぷりなどの背景のストーリーがよくみえて、自分のセロテープストーリーと相まって心がホクホクします。裏側にある物語を含めて商品を好きになってもらうという近年増殖中のプロジェクトXマーケティングです。


このニチバンという会社、セロテープだけでなく、マイタックなどビジネスパーソンには必須の商品をつくっていますが、業績面では苦しんでますね。売上げはほとんど伸びておらず、利益水準も低い。医療用の事業に行こうとしているようですが、これからと言ったところでしょうか。見習うべきはスリーエムだと思いますが、もっともっと本気で医療用に資源を突っ込まないと先は厳しいですね。今までとはまったく違った会社になるつもりじゃないと、70周年、80周年と続けられなくなっちゃうかもしれません。

私のセロテープ物語を色あせさせないためにも?、ニチバンさんにはこれからも頑張って欲しいものです!