いったん身を縮めた会社-金融情報ベンダー
bloombergは、証券、債券関係では知らない人はいない企業です。ブランド力満点のシステムでした。いまでも導入したら手放せないほどの使い勝手の良さが評価されている製品をもっています。
でも、金融危機は超優良企業であったbloombergもどん底に突き落としたのですね。東京駅目の前の丸ビルの1階にPRスペースをもっていましたが、これも無くなってしまいました。
ただ、製品力は素晴らしいものがあると思いますので、一服したら盛り返すと思っています。
米金融情報サービスのブルームバーグが、日本における「ブルームバーグ テレビジョン」の日本放送を、2009年4月30日をもって終了することがわかった。
米国ニューヨークに本社を置く金融情報サービス会社のブルームバーグが、日本における「ブルームバーグ テレビジョン」の日本放送を、2009年4月30日をもって終了する。
ブルームバーグは現ニューヨーク市長であるマイケル・ブルームバーグが1980年代に設立した経済・金融情報を手がける総合情報サービス会社。金融危機が与える同社への影響は決して小さくない。ブルームバーグの主なサービスは独自アプリケーションを用いた情報端末で、「金融機関の運用部門では一人一台持っているのが当たり前」(前出の関係者)というほど業界で普及している。しかし維持費が一台につき月に20万円程度もかかることから、昨年 9月のリーマン・ショック以降、顧客から情報端末の契約解除が増えているという。
お得意様である金融機関は昨年から軒並み業績を落とし、現在多くの会社でコスト削減が計画されている。そのためブルームバーグの情報端末を利用している企業の中には「運用部門以外は、部署で一台だけに削減。社長ですら使用を止めた」というところも出ており、しばらくは顧客の減少は止まらない様子だ。
金融関係者ショック ブルームバーグが日本放送を打ち切り(Moneyzine)