セルフコーヒー店の経営戦略の違いを体感

さきほど15:00ころ、ちと休憩で事務所近くのスターバックスに向かったところ、そのお店は50席くらいあるのですが、席がいっぱいでした。この寒い時にテラス席まで。それでもレジには5人くらいの列ができておりました。


待つのも嫌だし、事務所にお持ち帰りもなんだなと思い、「私の履歴書」記念で30メートルくらい先のドトールへ。ドトールもやっと分煙対策を始めていますね。


ドトールも禁煙席はちょい混みだったものの1席みつけ、観察を開始したのでした。そうすると、回転が早い早い。飲み干しては席を立ち、そこに新たな人が座り、またどんどん飲み干す。禁煙席ですが、タバコ1本分の休息時間といった感じでしょうか。席数は隣接スタバより少ないのに、席が空くのを待つということがない。


一番大きな違い、ドトールが回転数勝負なのに対し、スタバが単価勝負ということを改めて体感しました。ドトールは安い単価(他社比)でなるべく多くのお客さんを取り込む。多くのお客さんを取り込む為の設備や環境をつくっている。スタバはなるべく長い時間店内にいてもらって、サイドメニューを頼んでもらったり、なるべく大きいサイズの飲み物を飲んでもらったり、友達同士など複数人の来店を望む。


ドトールは外から丸見えで余り落ち着かないが、スタバは外から露骨に見えずに店内環境を閉鎖的に保っている。スタバのホットドリンクは飲み口が小さくなっていて飲むのに時間がかかるが、ドトールはマグカップでしかも飲み物の温度が低い。


ドトールは客の回転が早いだけに持ち帰りはほとんどなく、スタバは座る席がないことや紙カップで渡すことからも持ち帰りが多い。


やっぱり、現場に行くといろいろわかります。久々のスタバネタを投げっぱなしで。