「日本人みたいに可愛くなりたいの」は昔の話?

資生堂は中国に進出する時に日本人流のメークも同時に輸出して、アジアの女性を日本女性化(メークね)することを目指したと聞いたことがあります。真偽は定かではありませんが。


マキアージュは日本発のブランドとするのではなく、アジア全体のブランドとして売っていくそうです。たしかに化粧品に限らず、日本だけを特別視してマーケティングする必要性は薄れているのかもしれません。日本市場をターゲットとするというよりも、アジア市場に向けて売っていくという発想に切り替えないと生きていけないのかも。

 資生堂は15日、21日に刷新する主力メーキャップ「マキアージュ」の新作テレビCMの発表会を開いた。日本とアジアの1万人以上の女性を調べて「理想顔」を割り出したという。台湾出身の女優ペイスー・ウーさんを起用し、アジア色を前面に出す。
 CMに登場するのは、ほかに女優の篠原涼子さんと上野樹里さん、モデルの土屋アンナさんと蛯原友里さん。篠原さんと蛯原さんは前回から引き続いての起用となる。発表会の席上、ウーさんは「アジアの人みんなできれいになりたい」とあいさつした。
 資生堂はマキアージュを日本にとどまらずアジア全体のブランドに育成することを狙っている。新商品は日本を含むアジア10カ国・地域で販売する予定で、夏には中国の百貨店でも売り出す。CMや雑誌広告、店頭販促物などは各国版を用意するという。
 マキアージュの大幅な刷新は2005年8月の発売以来初めて。新しいCMで、アジアの女性の心をつかめるか。
資生堂「マキアージュ」のCM、アジアの「理想顔」前面に(2009/01/16, 日経産業新聞)」

CM発表会のニュースはこちら
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090115/biz0901152310022-n1.htm
http://mainichi.jp/life/fashion/graph/20090115/?link_id=RAD04

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