「香り」によるアイデンティティ 業務用アロマディフューザー

嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象を「無意識的記憶」あるいは「プルースト現象」と呼ぶそうです。wikipedia:失われた時を求めてより。たしかに、雨が降り始めたときの道路の臭いは懐かしく思うことがあります。


ロゴマークやキャッチコピーなどによる既存のアイデンティティの表現に、「香り」を加えるべきなのかもしれません。

 米プロリテックは、店舗などを香りで演出するビジネスを日本市場で本格展開する。売上高を3年後に10億円、5年後に30億円に高める計画で、日本でも香りによる販売促進策が注目を集めそうだ。
 ≪独自開発の芳香器≫
 プロリテックは米国の大手衣料品販売チェーンや有名ホテルを中心とした約100社に、空間に特定の香りを漂わせるための業務用アロマディフューザー(芳香器)を貸し出している。
 独自開発のディフューザーは香りの粒子を細かくして空間に拡散させる仕組みのため、粒子が広範囲に広がるうえに、芳香持続時間が長いといった特徴がある。一方で、空間内に置かれた販売商品などににおいが付着する心配もない。(以下、略)

販促へ店舗の香り演出 米プロリテック、日本で本格展開(フジサンケイビジネスi 20090113)