日本の良いところはデザインにない
この連休にデザイナーズウィークで歩き倒して足が棒のようになった友人から、耳がタコになるまで感想を聞かされた。
その中で印象に残ったのは「日本のデザインはもうミニ深澤にしか見えない」「尖ったものが少なくて、結局コクヨのノートを選びたくなる感覚」「韓国のデザインの進化が目覚ましい」の3訓(笑)
なんとなくわかります。
グラフィックとかファッションのデザインは置いておいて、プロダクトデザインに関しては日本では完全にデザインよりも技術が先行していて、インハウスデザイナー以外のデザインは製品性とマッチしないのかもしれません。翻って海外では、製品性とデザインが並行して進化していて、デザインに眼を見張る製品がたまに出てくるのでしょう。海外ではデザインでしか差別化が困難なのかもしれません。
日本は幸せじゃないですか。中身で競争力を持てるなんて。日本は技術とかものづくりを極める国として、デザインとか声高に期待しなくても良いんじゃないでしょうかね。十分日本製品の中身はカッコいいですよ。
おすすめ度の平均:
これぞ日本の産業再生を考える時の基礎伝統が生み出す日本の設計思想
実務でかなり有効
深い分析力による哲学
ものづくりの本質とは何か? が分かる