財務データからみる就職先選定

たまに「普通の大企業に就職するとするとどこがいいかな〜」とか妄想したりして遊んだりします。

いろんな基準はありますが、今日は「財務データからみる就職」を妄想。視点は3つくらい思い浮かべました。


1.産業別経常利益率
産業によって儲かる構造のところと薄利のところがあります。まずは産業で絞りましょうかね。
日経の33業種かもっと細かくていいけど、各社の売上高経常利益率を平均しましょう。小売よりもメーカーがもうかるっていう結果が出るのでしょう。おそらく。


2.海外売上高比率
もう日本だけで仕事してたって成長できないんです。成熟化と少子化などで。海外で市場を拡大させようという力のない企業は駄目です。
セグメント情報で世界各地の売上を公表していますから、各社の売上高のうち海外売上高の比率を見ましょう。
自動車とか機械とか電機系のメーカーが高くて、小売とサービス業、陸運の企業が下に来そうですね。今の時点で40%以上ないと厳しいかも。


3.研究開発費の継続投資とメリハリ
きちんと次代事業の種を育てないと勝てません。きちんと毎年継続して研究開発費をかけているかをみます。ケチっている会社は駄目です。(メーカーでなければ設備投資を代理変数にしますかね)
あと、注力分野に集中投資しているかもみましょう。これは有報の中身を見て、突出して投資している事業を探す。まんべんなくどの事業にも同じようにお金をかけている企業に戦略はない。