スタバが値上げしてる

7月から値上げしてたんですね。10-30円ほど。
いつも頼んでいたものが340円から370円になっており、「んっ」と思ってしまいました。

通い始めたころからずっと340円で、私のなかの内的参照価格は固定されており、「高いな」と思ってしまったのです。

あらためて価格に目が行くと、今まで価格よりも大切な何かでスタバを選んでいたんだなと思い直しました。きっとそこにいることの心地よさなどを含んだ「時間」にお金を払っていたんだと思います。


でも、この値上げの機会に本質的な価値よりも価格に反応してしまった。スタバにこれほどの金額を払う価値ってそもそもあるのかと考え直してしまった。


これはスタバにとって危険な兆候なのではないでしょうか。

スタバの顧客は女性比率が高い(と思う)。女性は価格に敏感に反応する。時間に対してこの対価を払える女性がどれほどいるのだろうか。。。

スタバのこの値上げ、スタバの業績の頭打ちを決定づける気がしています。


スタバのオペレーションに無駄がありまくりなのは店にいてもわかる。原油、材料高は一時的なもの。値上げよりも、無駄を削って嵐が過ぎ去るのを待つ戦略の方が良かったのでは。


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