参考文献の探し方

企業および業界の分析にしか役立ちません。その他分野の方はスルーを。


1. 対象企業の財務データ、経営計画などの情報を集めましょう。これは上場企業であればwebで公開されてますね。あとは日経テレコンを使って新聞記事を読んで、事実のみをおさえておくこと。


2. 競合に関する情報を集めて比較しましょう。競合の企業情報はwebで。


3. 業界全体の情報を集めましょう。

a. どのような業界も「○○協会」といった集まりが存在しているので、そこが提供するデータを取りにいきましょう。出荷高とか生産高とかわかります。webにもありますが、データのまとめも出版されますので、できれば大きな図書館で「○○協会」出版のデータ本をとりにいこう。

b. お国が出している統計情報もとりにいきましょう。国交省財務省内閣府などがさまざまな調査をしています。デジカメは日本人のどれくらいが持っているの?と思ったら、内閣府の普及率調査を見るべし。これもwebで。

c. 業界全体が見えたら、各社がどのように戦っているか見てみる。日経市場占有率は本屋さんで売っています。信憑性は?ですが、代替がないので矢野経済研究所の「日本マーケットシェア事典」を図書館で。過去10年は見たいところ。


4. 他人の言及を見てみましょう。

a. 雑誌の記事を探そう。国立国会図書館で雑誌記事検索ができます。これ、意外と知られてない。超使えます。NDL-OPACで企業名や業界などのキーワードを入れると何月何日号まで出てきます。日経ビジネス東洋経済は最低限。必要に応じてエコノミストや日経系の専門誌まであたること。国立国会図書館で利用者登録すればコピーして送ってくれます。(コピー郵送は有料)

b. アナリストのレポートを探すべし。アナリストやエコノミストのレポートはこちらのサイトでまとめられています。他人の思考を理解することも必要。

c. 学者さんの先行研究にインスパイアされましょう。これもNDL-OPACで検索できます。まともな学者さんの研究のみを見ること。


情報を大量に頭にインプットしたうえで自分の頭で考えることがなにより重要です。情報のインプットは脳の刺激のためです。NO!パクリ。